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高齢者学級開催

2012.04.25

 高砂会副会長 朝倉 志津子

 五鹿屋高砂会は、高齢者学級開催を主として「健康で、楽しく明るい地域づくりに参加しよう」を合言葉に活動しています。

 さる四月二五日午後、高齢者学級の開校式を迎えました。第一回目は、北日本新聞砺波支社編集部長、須摩孝一氏による「加越線の開通から廃線まで」という題の講演をお聴きしました。私達の年代には懐かしい加越線と城端線のお話でした。加越線と言えば、青島から石動まで、最初から通っていたのかと思いきや、大正四年に青島、福野間が開通した後、途中資金不足による青島派、津沢派との社内対立の激化もあって、大正十一年に、ようやく青島、石動間を全線開通したとのことでした。昭和十四年から戦後にかけて沿線のピークを迎えましたが、昭和四十七年九月に加越線廃線となったそうです。城端線の歴史についても、鷹栖の大矢四郎兵衛という方が初代社長となって力を注がれ、明治三十年には福野、黒田間が開通、大正元年に城端、氷見間が開通したとのことでした。そこに行くまで、いろいろ紆余曲折があったというお話でした。

 加越線の廃線から四十年、沿線の衰退と新幹線開通後の城端線の将来、今後、城端線が失くなることがあれば・・・と言う事まで話されました。

 高齢者学級は年七回開催を企画しています。「健康で、楽しく明るい地域作りに参加しよう」を合言葉に、一人でも多くの会員に足を運んで戴きますようにお願いします。