五鹿屋地区レポート
いろは楓について学ぼう
2022.11.12
公民館行事「知りたい!学びたい講座」が11月12日開催されました。今回は地区民の誰もが心のよりどころとしている五鹿屋のシンボルツリーである農村公園の「いろは楓」の保存について学びました。この楓は明治44年五鹿屋小学校の創設に合わせ現在の場所に移植されてから111年経過しています。この間五鹿屋小学校で学ぶ生徒や、五鹿屋幼稚園の園児を見守り続けてきましたが、平成29年の五鹿屋幼稚園閉園で子供の声が途絶えたことに合わせるように楓の樹勢が衰えてきました。これに心を痛められた振興会長の小幡さんが出町広上町のケヤキの保全で実績のある樹木医の堀さんに対策を相談され保存活動が始まりました。「とやま銘木十選」選定木でもあることから市の財政補助を受けることができ平成31年冬から数回に分け土壌改良等を実施し令和5年冬で完了します。この対策の効果があり樹勢は回復し往時の姿を取り戻しています。
「いろは楓」も頑張っています、地区の皆様には公民館や農村公園を訪れた際は、ぜひかえでに声をかけてあげてください。そのことがいろは楓の未来につながりますと小幡さんは言っておられます。。